身体の不自由な方が簡単に利用でき、かつ安心してご利用いただけるよう安全に配慮した自動ドア開閉システムです。電気錠を併用することでプライバシーを完全に守ることができます。使用時は外部に使用中ランプが点灯し、使用中であることがわかります。トイレ内部での非常事態に対応できるように外部からのキースイッチによる強制開放ができ、トイレ内部の蛍光灯および換気扇と連動させることも可能です。
通行者が安心して通れる自動ドアを選択していただくために、お施主様や建物管理者の皆様に、自動ドアの設置に関してご理解・ご協力をお願い申し上げます。
補助光電センサは、1 ビーム 600mm、2 ビーム 300mm、700mmの高さに設置することを標準とします。(現場の状況により変わる場合があります。)
ドアと方立及び縦枠での指はさみ防止の為、引き残し寸法が必ず必要です。
・ドアは重量があり動くものですから、自動車が急ブレーキを掛けても急に止らないように、閉まりかけている自動ドアも急には止まりません。
・ぶつかると強い衝撃を受けます。
・お施主様、建物管理者の方は、安全確保について万全を期してください。
・施工完了後、注意をうながす警告表示ラベル、自動ドアステッカー貼付のご協力をお願いします。
モーターユニット(モーター・減速機)、タイミングベル ト、従動プーリー、ハンガーユニットより構成され、コン トロールユニットからの指令で扉を開閉します。
自動ドアの頭脳といえる部分でセンサからの電気信号を受け取り、駆動部の動きをコントロールします。
ドアに近づいた人や物体を感知し、コントロールユニットに電気信号を送ります。
光線を人体等がさえぎることによりドアが閉まってきません。
※1
自動検出とは、人や物がセンサの検出範囲に入ると自動的に検出するセンサです。必ず補助センサを併用設置してください。
※2
人為操作とは、人がスイッチを動かすことによりドアを開くことができるスイッチです。必ず補助センサを併用設置してください。
ドアにはさまれる可能性がありますので、無目付・天井センサの併用をお願いします。
※3
降雪地域では開口部に立ち止まらないでください。補助光電センサが光線をさえぎったままで60秒経過するとドアが閉まる「雪国タイプ」が設置されています。